世界的にAR技術の注目度が高まってきた影響を受けてAR技術のアプリへの応用が進められています。ARアプリの開発には高いレベルのスキルが求められることから、社内解決が難しく、フリーランスエンジニアを起用するケースもよくあります。
ARアプリの開発案件は飛躍的に増えている状況があり、アプリの内容も多様化してきているのが実態です。AR技術による開発案件の一般的な特徴として、長期的な開発の契約が多いことがまず挙げられます。アプリを開発して終了というのではなく、実際に運用してみて改善を図りたいというクライアントの意向が強いからです。数ヶ月で終了する契約もないわけではありませんが、長期的に契約したいと伝えられるのが通例です。
また、優れたAR技術の開発が可能なフリーランスエンジニアが少ないことから、ARアプリの開発案件は単価が高いのが魅力です。稼ぎたいフリーランスエンジニアにとってはメリットが大きい案件でしょう。ただし、ARアプリの開発では通常、クライアントとの連携が必要になります。請負案件として契約できることもありますが、クライアント側が推進しているプロジェクトの一員として常駐して働くケースが目立ちます。業務時間も一般的な昼間の時間帯のことが多いため、フリーランスエンジニアにとってはスケジュール管理が重要になるでしょう。AR技術がまだ新しいのでクライアントとしても仕様を決めて一括して委託するのは難しく、現場で試行錯誤を続けていきたいという意向が強いのです。